◆相談者様
大きな声で話すと声がかれてしまうという10代男性
◆質問相談内容
普段の話し声から意識して変えるべきか
ラップや語りなどを歌の様な発声で出すのが難しい
◆回答内容
こんばんは!
基本的に声量を出す時に息の強さを上げすぎると、喉がよっぽど鍛えられていない限り声枯れしやすくなっちゃうと思いますよ!
ザックリ言うと「声量=声帯閉鎖×息の強さ」なので、声量を上げるなら声帯閉鎖を鍛えるのがベターかと思います!
ラップや語りに関しては、逆に歌声の様な発声で出すとカッコ悪くなってしまう事も多いですね!
聴覚心理学的に歌声と話声は差別化されています。
人は声を聞くだけで「歌声っぽいな」「話声っぽいな」と聴き分けることが出来るそうで、この「歌声っぽい」があまり強すぎるとラップや語りなどには不向きなのかと思います(その辺りのジャンルはあまり詳しくないので雑な解釈になって申し訳ないですが)
また、表現の世界には
「スピーチモード(話し言葉)」
「レシテーションモード(話声と歌声の間)」
「ソングモード(歌声)」
と言う風に、音程やリズムの表現を話声、歌声、その間と三段階に分けて分析する考え方もあります。
恐らくラップや語りをソングモードで表現すると「コレジャナイ感」が出る様に思いますよ!
僕の認識ではラップなどはレシテーションモードでの表現なのかなと思っております!(重ね重ね詳しくなくてゴメンなさいですが汗)
結論としては、話声はなんでも大丈夫だけど綺麗に聴かせたいなら少し音程やリズムの動きを入れたレシテーションモードで、声量を出すなら息ではなく声帯閉鎖で。
こんな感じかなと思っております!
その後は雑談をして、やり取りは終了しました。
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