ビブラートの仕組み
歌が上達してくると、やってみたくなるテクニックの最たるものがビブラートだと思います。
歌唱技術の中でもかなり有名なビブラートですが、意外と仕組みを知らない方が多いように思えます。
ビブラートとは「ロングトーンをしながら、その音程とその音程より低い音とを交互に出すテクニック」の事を言います。
一般的には音程を波打たせるイメージが広がっていますが、実際には基準の音程より高い音は出しません。
ビブラートの練習法
ビブラートは、基準の音とそれより低い音を交互に出すテクニックなので、言い換えると「低い音からしゃくり上げる事を連続で行なうテクニック」だと言えると思います。
その為、ロングトーンをしながら一定テンポのしゃくりを連続で入れていくと、ビブラートになります。
練習法としては
・音を切りながらしゃくりを連続で行なう(ぁあ~、ぁあ~、ぁあ~、ぁあ~ と言う感じ)
→それが出来たら、音を切らずにしゃくりを連続で行なう(ぁあ~ぁあ~ぁあ~ぁあ~ と言う感じ)
→それが出来たら、しゃくりのテンポを徐々に上げて行き、ビブラートのテンポになるまでスピードを上げていく。
この練習法で、コツが掴めれば30分ほどでビブラートをマスターできる方もいます。
出来ない方はスピードを上げていく時につっかえる事が多いので、その時は当スクールの体験レッスンにお越しください。
スピードを上げるためのレッスン法をお伝えします。
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