表現項目の採点の仕組み
表現の評価基準は、4つの細かい項目の総合評価によって決まります。
その項目を1つずつ解説していきます。
・抑揚
一番比重の大きな項目。
音程の採点項目も同様ですが、この採点項目は「歌唱中、画面右側に出てくる1~6の演奏区間のそれぞれの最大音量と最少音量の差」の平均値によって点数が決まります。
(写真の赤枠の所が演奏区間です)
つまり抑揚の項目は
・演奏区間1の時に最大音量と最少音量を出す意識で歌う
→演奏区間2の時に最大音量と最少音量を出す意識で歌う
→演奏区間3の時に…
と言う風に歌っていけば、自然と点数が上がっていく仕組みになっています。
・しゃくり
しゃくりの入った回数により点数が加算されます。
「しゃくり」とは、声を出すときに正しい音程をそのまま出すのではなく、本来より低い音程からまくり上げるようにして正しい音程を出す事を指します。
また、しゃくりは1曲中に30回以上出す事が出来れば、最高評価を取る事が出来ます。
・コブシ
コブシの入った回数により点数が加算されます。
「コブシ」とは、音を伸ばす際にまっすぐ伸ばすのでは無く、声を伸ばしながら一瞬だけ少し高い音を出してすぐ元の音に戻す事を指します。
また、コブシは1曲中に5回以上出す事が出来れば、最高評価を取る事が出来ます。
・フォール
「フォール」とは、音を伸ばす際に最後までまっすぐ伸ばさず、声を切る時に音程を落下させる様に下げながら声を切る事を指します。
ですが、フォールは加点には全く関係の無い項目となっています。その為採点アップを目指すなら入れない方が良いとされています。
基本的には抑揚の点数が基準となり、そこに各テクニックの入り具合でボーナスが加算される仕組みの様です。
⇒表現力の点数アップ:抑揚の付け方(カラオケ採点編)・しゃくりの入れ方と役割・コブシの入れ方と役割
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