【裏声訓練の経過について】

◆相談者様

以前裏声が詰まると相談いただいた方

◆質問相談内容

裏声の口唇コルポティペットをやってみた

15秒くらい伸ばすと限界になる、声も苦しい

どんな風にやればいいのか

声のサンプルを上げて下さいました。

◆回答内容

相談者様こんばんは!声ありがとうございます!

 

開始5秒くらいまでの感じが良さそうですね!伸ばす長さも今のところ2〜3秒で良さそうです!

後はもう少しぺの発音を強く破裂させても良いかもですね!思い切りツバが飛ぶくらいの勢いでやって大丈夫です!

 

声を聞くと、出し始めはD5で出ていてその後すぐ音程が下がっていると思います。

声を伸ばす長さはD5の音程が保てる範囲でやってもらって、もしD5より高い音に抜けそうならどんどん音程は上げちゃって下さい!

 

これは「口唇コルポティペット」という練習法で(名前は覚えなくて良いですよ)、破裂音を出す勢いで息の強さを上げ、高音を出す筋肉群を強引に強化している様なメニューになります。

「ぺ」の発音できっかけが掴めたら、今度は普通の裏声の「フ」で同じくらい声が抜ける様に練習してみましょう。

「ぺ」の発声感覚と同じ感じを目指してみてください!

 

◆相談者様からの返答

楽に声を出すのが目的?

なぜすぐに音程が下がるのか?

 

◆回答

その通りです!

まずは息や唇の破裂などの補助輪を使って声を楽にして、感覚が掴めたら補助輪を外して同じことを出来る様にするという作戦です!

 

すぐに音程が下がっちゃう理由は2点あります。

1.息の強さを補助輪にしているので、息が減ると音程が下がる

2.破裂を使って一瞬だけ喉を解いているので、破裂の直後だけしか喉が楽にならない→破裂からしばらく経つと喉が詰まる

こんな感じでしょうか!

 

 

◆相談者様からの返答

頑張ってみますとの事

 

◆回答

はい、ぜひ頑張ってみてください!

ちなみに、これは勢いを使った強引なトレーニング法です。その為喉の負担が大きい練習法です。

簡単な喉のチェックとして

・発声時の喉の痛み

・翌日の裏声の掠れ

・発声後や翌日、声が風邪っぽくなる

こう言った状態があったらオーバーワークになるので、練習を中断するか練習量を減らしてください!

 

まずは1日1分でも続ける事で声は変化していくので、無理せず喉を痛めない様に気をつけて行って下さいね!

その後は雑談をして、やり取りは終了しました。